歌おうと思う。
こんにちは、アーチです。
書いてるの夜ですけど(笑)
娘がピアノを習い始めた顛末について書いた次は、
私が声楽を習い始めた話です。
合唱との出会いと休止
そもそも歌との出会いは大学入学後に入った合唱サークルでした。
それまではピアノを習っていたことと、
中高の合唱部がかなりマイナーな部類だったので
中学の合唱コンクールでやったくらい。
それなのになんで合唱サークルに入ったかと言うと、
もちろん新入生対象の勧誘を受けて楽しそうだったからなんですけど…
親元を離れ予備校提携の寮に入って浪人した末
第一志望に落ち、滑り止め(失礼)だったところに入ることになって
なんだか自分冴えんなーと思いながらボーッと見てた寮の食堂のテレビで
海外(どこの国だか覚えてない)のゴスペル団体の歌を聴いたんです。
その時に、ああ、歌いたいな。合唱、やるだろうな。って。
んだそれ(笑)って思いますけど、その時そう思ったことをはっきり覚えていて。
勧誘された時に、勧誘した方に驚かれるくらい「あ、入ります」って即決してました。
私は良く、そういう風に直感で決めます。直感女です。
最初に勧誘してくれたところが大学聖歌隊だったのもドンピシャでした。
そのサークルに飛び込んでからはもう、勉学そっちのけで合唱に打ち込みました。
楽譜は読めるし、ピアノも最低限音取れるくらいは弾けるし、
指揮者も兼ねた指導者は声楽家の方だったので、
週2回3時間ずつ、発声の基礎から学ぶことができて、本当に願ったり叶ったりな環境でした。
そのうちソロを任されたりするようにもなり、
学年が上がるにつれて学生指揮者もやったりして、文字通り合唱に夢中でした。
紆余曲折の末、職業は教員を選びましたが、
歌や音楽には関わっていたくて、地域の合唱団体に所属したりしていました。
子どもを授かっても、子育て中でも、やれるだけやりたいと思ってました。
でも、子どもを産んでからは、決まった練習時間に参加するのが難しくなりました。
合唱って、他のパートの人と練習時間を共有することが、曲を完成させるために無くてはならないのに、練習に参加できないことが悔しくて。
所属していた合唱団は泣く泣く休団することになりました。
歌えるかもしれない。
それから2年くらい経過。
3歳と1歳の子どもと過ごすうちに、日々の時間はあっという間に過ぎる。
子育ては楽しいけれど、自分が自分である部分が小さくなっていくようでした。
このままだと辛くなる、辛い状態を家族のせいにしてしまう。
私は自分で自分を幸せにしないといけない。したいことをどうやったら実現できるか。
そんな風に考えるようになっていました。
そんな時に出会ったのが娘のピアノ教室。
・超ご近所さん(徒歩3分くらい)
・声楽ご専門
・発声からみっちりできる
教室ホームページを夢中で読み漁り、私もここで歌いたい!と強烈に思いました。
発表会も娘と同日だし、夜までレッスン枠が設定されてるから、
夫が帰ってきてからバトンタッチすればなんとかなるかもしれない。
ドキドキしながら、夫に話しました。
娘のレッスン代に加えて私のレッスン代も家計から出して良いか、
レッスンの間家を留守にして良いか。
「いいんじゃない?仕事切り上げる理由になるし、行っといでー。」
はい頂きました鶴の一声。
そして体験レッスン
満を持して体験レッスンに申し込みました。
発声だけでしたが、、、想定外の気持ち良さでした。
お腹の底から思いっきり、余計なことを考えずに声を出して歌うのって
なんて気持ちいいのーーーーー!
ってなりました。
ここに通えるならマッサージとかスパとか行けなくてもいい。(今年は)
即入会。即決。直感即決女。
先生は8歳と6歳の男の子ママでもあるので、
子育て話を共有したり、地域の子育て情報を入手したりできるのも
かなり癒しポイントでした。
レッスン概要
数あるコースの中から、家計と相談して、月2回60分コースを選択。
声楽レッスンは発声を半分、残り半分で教則本と、歌いたい曲があればそれに取り組むとのこと。
年一回の発表会では、日本語の曲と外国語の曲一曲ずつ、それに加えてお好みで他の生徒さんとアンサンブルしたりもするそうです。
(娘のピアノ教室部門もソロの他先生との連弾や親子連弾、他の生徒さんとの合唱や合奏もあったりして、なかなか楽しそう。)
記録のために教材もあげておきます。
教則本はこれ。
トリルやポルタメントなど、歌唱技術を身につける目的の曲集だそうです。
パノフカは人名。ていうか私コンコーネもまともにやったことないぞ。ドキドキ。
歌いたい曲は考え中。うーん。何がいいかな。
すごく綺麗な曲なんだけどソロよりデュエット向けだもんな。。
シューベルトの歌曲集とか見てみようかな。
そもそも独唱曲をあまり知らない・・・
焦らずじっくり探してみよう。
仕事復帰しても続ける。それがまず最初の目標。