アーチにっき

35歳目前、2児の母の手習いブログ。

CanとWillとNeed

こんにちは、アーチです。

マリッジブルー、マタニティブルーならぬ復帰ブルーです。

何がそんなにブルー入ってるかゆるうりと自己観察。

 

自分軸がない。

 

もともと教員になる気はあまりありませんでした。

心理学をやろうと思いながら教育学に少し宗旨替えし、

大学は教育学科でゼミは教育史。

資格があるといいかなって気持ちで小学校教員免許を取ろうとしたものの

単位が足りずに大卒時取得できなかったくらいやる気はありませんでした。

 

小学校と中高英語だの中高国語だのを取る大学同学科の人や

教員養成大学で専攻に教科名が入った学科卒の先生を見るたび、

自分のやりたい教科が決まっててすごいなあと素直に思ってました。

だから、教員になってから「先生は専門の教科は何ですか?」と聞かれるたび

困惑しました。

みんな専門教科もしくは分野ってあるもんなの?みたいな。

「特に専門はなくて、好きなのは国語と音楽と図工と、あと特別支援にも興味があります」って珍回答を校長相手に繰り広げる始末。(笑)

どの教科も先入観なく研究できるのは専門が定まってない良さだと思いますが、

このままだと、あえて教員という職業で教育に関わる必要性を感じなくなる気がする。

公教育に関わりたくて教員になったのを今思い出したので、(おい)

やっぱり、教えるのが苦にならない教科をひとつかふたつ定めて深めておけば、

それが碇になって、公教育の大海原で難破せずに済むかもしれない。

ところで私今34歳。教員歴5年育休入れると9年。

呑気にもほどがあるわ!!

 

自分にできることは何か。

 

それで自分軸としての専門分野をそろそろ決めようかなと思ったのです。

(ちなみに夫は高校の英語教員に流れでなったと意味もなく記しておく)

考えるきっかけは、三原菜央さんのこの著書。

自分らしく働く パラレルキャリアのつくり方

自分らしく働く パラレルキャリアのつくり方

 

 パラレルキャリア(=複業)とありますが、複数の仕事を持つ・持たないに関係なく、

自分のことをよく知ることは自分の人生をよりよく生きるためにとても大切だと改めて実感できた本です。

この著書の中で紹介されているのが、こちら。

自分のCAN(できること)、WILL(したいこと)、そしてNEED(社会で何が求められているか)を分析せよ。

早速書き出してみました。

f:id:akiharun:20181112235201j:plain

CAN (できること)

・子育て・情報収集・声楽・ピアノ・小学校免許・特支免許・シフォンケーキ(作る)

・編み物・ミシン

WILL(したいこと)

・合唱指導・声楽・美味しいもの食べる・作る・小さい子(〜8歳くらい)を見守る・遊ぶ・幼児教育界隈・・・

NEED(社会で何が求められているか)

・復帰時の支援・夫婦パートナーシップ・子育てに余裕を・自分時間の確保・女性 自分大事に・男性の見守り力UP

*グッドポイント診断(マイナビの自己分析診断)

・柔軟性・冷静沈着・受容力・決断力・親密性

 

こうして見るとやっぱり、音楽(特に歌唱分野)と特別支援なのかな。

 

音楽 ×  特別支援

ひとつのことに10000時間費やせばその道で100人に1人の人になれる。

一日3時間やったとすると約10年、6時間やれば5年。

100人に1人の人材は実際にはゴロゴロいるけど、

それがふたつになれば10000人に1人、

みっつになれば100万人に1人になれる。

藤原和博さんの言葉だそう。前出の著書の中でホエーと思った部分です。 

 まずは10000人に1人を目指そう。

ひとつずつじゃなくてふたつ同時に追究する。

もうひとつは、やはり美味しいもの(作る食べる両方)かのぅ…

今度から、先生の専門はなんですか?と聞かれたら、

「音楽と特別支援です!」と高らかに宣言しよう。